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【人知れず書評】精霊の守り人シリーズはいいですよ

前に一度読んだのですが、ふと何気なく精霊の守り人シリーズを読み直しています

面白いですね




ボクの妻のようにファンタジー的な要素が好きでない方はそうでもないのだと思いますが、

ボクにとっては、まあ、面白い




最初に精霊の守り人シリーズに手を伸ばしたキッカケは、アマゾンプライムで公開していた精霊の守り人のアニメを観たことから始まり、
面白いから原作も読んでみようと思いました



ボクが感じた精霊の守り人シリーズを通しての魅力は、


・壮大な物語
・バトル要素がある
・人々の心の交流
・固有名詞


だと思います




精霊の守り人シリーズは

(本伝)
精霊の守り人
・闇の守り人
・夢の守り人
・虚空の旅人
・神の守り人(来訪編、帰還編)
・蒼路の旅人
天と地の守り人(第1部ロタ王国編、第2部カンバル王国編、第3部真ヨゴ皇国編)

(外伝)
・流れ行く者
・炎路を行く者

があります。


読み順は、
上に書いた順が時系列順なので、そのとおり読んだ方がいいと思います

個人的には闇の守り人が1番面白いと思います
けどそれぞれ面白いのでおススメです。





ここから先はネタバレがあるので、注意してください。




精霊の守り人

壮大な物語の始まりです
この精霊の守り人単体でも壮大なスケール感があります

なんといっても、主人公バルサが序盤に国の暗部(狩人)と互角以上の戦いを繰り広げるシーン、

いいですね!

頭の切れるたくましい女性バルサ、かっこいい

チャグムとバルサの心の交流についても考えさせられるものがあります

料理の描写についても、夜中に読むとキッチンに向かいたくなる感じ


この物語の世界観を肉付けする要素として、固有名詞がちょこちょこ出てきます

それもまたいい


この物語を読んで思ったことは、情けは人の為ならず
人との関わりは、その人に対しての親切心からしたもののあると思いますが、結果自分にも何かしら返ってくるということ。

またバルサは、この物語を通じて、返し忘れていた借りに気付くことになり、次の闇の守り人に続くことになります

面白いです




②闇の守り人

この物語は、償いの旅、心の整理の旅についてです

こちらも壮大なスケールです

気持ちの整理、返し忘れた借りを返しに故郷に戻るバルサ

復讐の気持ちも芽生えます、やられてたんで

過去を捻じ曲げられていたこと、個人ではどうしようもない無力感もあったけど

それでも待っていた人がいたこと、はい、胸熱です

そして今度もなんだかんだで国を人知れず救うことになります、胸熱です

③夢の守り人

最初読んだ時は、設定がちょっと難しいと思っていました。

読み返してみると、まあ面白い!

これは、外れものの物語です

また思い、焦がれる物語です

夢とテーマとしていて、運命の残酷さを感じることができます

人は生きるのに理由を必要とする不思議な生き物ですね〜的な感じ

味がある作品です。また読み返すでしょう!




④虚空の旅人

チャグムがメインの物語です

国同士の駆け引きがあり、それぞれの思惑があります

同年代の友情も描かれてます

賢い妻は代え難い宝ですねって感じ。




⑤神の守り人以降は、現在読み直し中なのでまた追記します


(外伝)
流れ行く者

とにかく余白を感じる物語だと思いました

特に、賭博師は。




(外伝)
炎路を行く者

自分に忠誠を誓う、格好良すぎ

本編を読み終わったら、
『ヒュウゴ、カッケぇ』だったのが、
炎路を行く者読み終わったら、
『ヒュウゴさん、カッケぇっす』となります

ヨアルには、ヨアルの信念、カッケぇ

15の我では、ジグロの優しさに酔いしれます